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シマノスピニングリール
26ナスキー
500 〜 C5000XG(12品番)/ 170〜300g / 樹脂のボディ
シマノ 26ナスキー|はじめての1台の番手と、上の型とのちがい
レベルと釣り方はじめての1本・1台
シマノのナスキーは、「釣りを始めるから、ちゃんとしたリールを1台」というときに、ちょうどいい位置にいるスピニングリールです。値段は1万円台のなかば。もっと安い型もありますが、ナスキーには、慣れていない人ほど困りやすい「糸がらみ」を減らす仕組みが、上の型からおりてきています。
ただ、いざ買おうとすると「C2000S」「2500SHG」「C3000HG」「4000XG」と、品番が12も並んでいます。値段はほとんど同じで、記号だけがちがう。はじめてだと、ここで手が止まるんですよね。
で、先に答えを言うと、迷ったら「C3000HG」。あとは、やりたい釣りに合わせて、数字を上か下にずらすだけです。順番に見ていきましょう。

この記事でくらべる4台
ナスキーの3つの番手と、上のストラディックを、重さとボディで並べました。
| 商品 | こんな人に | 重さ | ボディ |
|---|---|---|---|
| 迷ったらこれ。エギングにも | 235g | 樹脂 | |
| アジ・メバル・トラウトに | 210g | 樹脂 | |
| 砂浜から投げる釣りに | 280g | 樹脂 | |
| 長く使う1台がほしい人に | 225g | 金属 |
値段:税別・本体価格(2026年10月10日時点)。お店の値段は、表の「Amazon」「楽天」のボタンの先で確かめてください。
26ナスキーは、こんなリール
ナスキーの重さとボディ、前の型を、先に確かめておきましょう。
基本の情報
- 型
- 26ナスキー(スピニングリール)
- 番手
- 500 〜 C5000XG の 12品番
- 重さ
- 170〜300g(C3000HG は 235g)
- ボディ
- 樹脂
- 前の型
- 21ナスキー
- 値段
- 12,500〜16,000円(税別の本体価格・2026年10月10日時点)
12の番手、どれを買えばいいか
やりたい釣りが決まっているなら、下の表から選べます。真ん中の列は、釣りごとの番手の目安です。
| やりたい釣り | 番手の目安 | ナスキーなら |
|---|---|---|
| アジング・メバリング・管理釣り場のトラウト | 1000〜C2500 | C2000S |
| バス釣り | C2500〜3000 | 2500SHG |
| エギング | C2500〜3000 | C3000HG 2500SHG |
| シーバス | 2500〜C5000 | C3000HG |
| ヒラメ・マゴチ(砂浜から投げる釣り) | 3000〜C5000 | 4000XG |
| ショアジギング(堤防から青物) | 4000〜6000 | C5000XG |
| 堤防のサビキ・ちょい投げ | 2000〜4000 | C3000 2500 |
「まだ釣りを1つに決めていない」「サビキもやりたいし、ルアーも投げてみたい」という人は、C3000HG を選んでください。エギングにもシーバスにも、堤防のちょい投げにも使える、いちばんつぶしのきく番手です。シマノも、この大きさで迷うなら最初にこれを、とすすめています。
記号の読み方(C・S・HG・XG)
品番は、「大きさの数字」と「記号」の組み合わせです。記号の意味さえ分かれば、12の品番は、ただの組み合わせに見えてくるんですよね。
| 記号 | 意味 | 選ぶときの目安 |
|---|---|---|
| 数字 | リールの大きさ(500〜5000) | 大きいほど、太い糸を長く巻ける |
| C | ボディが、1つ下の大きさ | 同じ糸の量で、軽くなる |
| S | 浅いスプール | 細い糸を、ちょうどよい量だけ巻ける |
| HG | ハイギア | ハンドル1回転で、多く巻ける |
| XG | エクストラハイギア | 大きい番手の、いちばん速く巻けるギア |
スプールは、糸を巻いておく筒の部分のことです。で、HG や XG の付かない品番は、ふつうの速さのギア(ノーマルギア)。同じ C3000 でも、HG はハンドルひと巻きで 18cm 多く巻けるので、10回まわすと 1.8m ぶん、早く糸を回収できます。
ルアーを投げて巻く釣りでは、糸のたるみをすばやく取れる HG が使いやすく、迷ったら HG を選んでおけば大丈夫です。サビキやちょい投げのように、ゆっくり巻くエサ釣りが中心なら、記号なしのノーマルギアのほうが楽かなと思います。
S の付く番手と、付かない番手
番手を決めたら、1つだけ見ておいてほしいのが、糸を巻ける量です。エギングやシーバスで使うなら、深いスプールの C3000HG は「下巻き」がいり、浅い 2500SHG はいりません。
C3000HG は深いスプールで、PE ラインの 1号なら 400m まで巻けます。この釣りで実際に使うのは、その半分くらいまで。そのまま巻くと、スプールがすかすかになるので、先に安い糸を巻いて底を上げておく「下巻き」をします。むずかしそうに聞こえますが、釣具店で糸と一緒に買えば、お店で巻いてもらえることが多いので、心配はいりません。
S の付く 2500SHG は浅いスプールで、PE ラインの 0.8号が 150m、ちょうど収まります。重さも値段も C3000HG と同じなので、エギングやバス釣りだけに使うと決めているなら、下巻きのいらないこちらも、すっきりした選び方な気がします。
12品番の重さと値段

| 品番 | 重さ | 1回転で巻ける長さ | 値段(税別) |
|---|---|---|---|
| 500 | 170g | 69cm | 12,500円 |
| 1000 | 205g | 66cm | 13,500円 |
| C2000S | 210g | 66cm | 13,500円 |
| C2000SHG | 210g | 79cm | 13,500円 |
| 2500 | 235g | 73cm | 14,200円 |
| 2500HG | 235g | 91cm | 14,200円 |
| 2500SHG | 235g | 91cm | 14,200円 |
| C3000 | 235g | 73cm | 14,200円 |
| C3000HG | 235g | 91cm | 14,200円 |
| 4000 | 280g | 75cm | 15,300円 |
| 4000XG | 280g | 99cm | 15,300円 |
| C5000XG | 300g | 105cm | 16,000円 |
2026年10月10日時点の本体価格(税別)です。お店の値段は、これより安いことが多いので、すぐ下のボタンの先で確かめてください。
小さい番手・大きい番手を探す
アジ・メバルを、糸がらみ少なく楽しむ1台

シマノ
26ナスキー C2000S(アジ・メバル・トラウト向き)
13,500円税別・本体価格(2026年10月10日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください
砂浜のヒラメに、水が入りにくい作りの1台

シマノ
26ナスキー 4000XG(砂浜から投げる釣り向き)
15,300円税別・本体価格(2026年10月10日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください
値段の差は小さい。番手は、釣りで選ぶ
番手は、値段ではなく、やりたい釣りで選んで大丈夫です。いちばん小さい番手と、いちばん大きい番手でも、値段の差は 3,500円しかありません。
ちなみに、いちばん小さい 500 は、アジやトラウトを、とくに軽い仕掛けでねらう人のための番手です。ほかの番手に入っている、糸がらみを防ぐ羽根や、水が入りにくい作りが、500 にだけは付きません。はじめての1台なら、C2000S より上から選ぶのがおすすめです。
26ナスキーの仕組みと、前の型(21ナスキー)とのちがい
いまから買うなら、26 で大丈夫です。巻き上げを力強くする仕組みが新しく入り、少し軽くなりました。糸がからみにくい羽根や継ぎ目のないベールも、上の型ゆずりで入っています。

- 糸がからみにくい:糸の通り道のそばに、たるみを押さえる小さな羽根が付いています。糸がよれたまま巻かれてしまうトラブルが減ります。
- ベールに継ぎ目がない:ベールは、糸を拾ってスプールへ送る、針金の輪の部分です。継ぎ目のない1本の作りで、糸が引っかかりにくくなっています。
- 巻き上げが力強い:軸を支える部分の抵抗を減らしています。魚が掛かって重くなったときも、ハンドルを回し続けやすくなりました。
- 少し軽くなった:2500番で、前の型より 5g 軽くなっています。1円玉5枚ぶんなので、持って分かるほどの差ではありません。「仕組みを足したのに、重くなっていない」と受け取ってください。
はじめての人にいちばん効くのは、糸がらみへの備えなんですよね。釣り場で糸がぐしゃっとからむと、ほどくのに時間を取られ、ひどいときは糸を切って結び直すことになります。その回数が減るだけで、竿を振っていられる時間が、ぐっと長くなります。
ちなみに、21ナスキーは、2026年10月10日時点で、もう 26 に入れ替わっています。お店で見かけることはありますが、それは残っている在庫です。
下の型・上の型とくらべる
ナスキーにするか、もっと安い型にするか、もう少しがんばるか。いちばん迷うのは、ここなんですよね。決め手は、釣りに行く回数です。シマノのスピニングリールを、同じ C3000 の大きさで並べてみます。
| 型 | 値段(税別) | 重さ | ひとことで |
|---|---|---|---|
| 22サハラ | 9,700円 | 240g | 樹脂のボディ。1万円を切る本体価格 |
| 26ナスキー | 14,200円 | 235g | 樹脂のボディ。糸がらみを防ぐ仕組み入り |
| 26ミラベル | 17,300円 | 200g | カーボン入りの樹脂のボディ。軽い |
| 25アルテグラ | 20,000円 | 220g | カーボン入りの樹脂のボディ。ギアが長もち |
| 23ストラディック | 29,100円 | 225g | 金属のボディ。がっしりして長く使える |
2026年10月10日時点の本体価格(税別)と、公式の重さです。どれも C3000 の数字です。
数字を、選ぶ場面に置きかえてみます。
- サハラとの差は、4,500円:重さは 5g しか変わらず、ボディもどちらも樹脂です。ちがうのは中身で、糸がらみを防ぐ羽根、継ぎ目のないベール、力強く巻ける軸の作り、水が入りにくい作り。この4つが、ナスキーには入っていて、サハラにはありません。海で使う人、糸の扱いにまだ慣れていない人ほど、この差に助けられる気がします。
- ミラベルは、3,100円高くて、35g 軽い:ボディも、回る部分(ローター)も、カーボン入りの樹脂です。エギングやアジングのように、竿を1日じゅう動かし続ける釣りでは、この軽さが効いてきます。
- アルテグラは、5,800円高い:ギアのかみ合う面を広げて、長もちさせる仕組みが入ります。水を防ぐ作りも一段上で、重さは 15g 軽い。シーバスのように、同じ速さで巻き続ける釣りに向いています。
- ストラディックは、14,900円高い:ボディが金属になり、ドラグ(魚が強く引いたときに、糸を少しずつ出して切れるのを防ぐ仕組み)の部品も、すり減りにくいものに変わります。

サハラで足りる人
- 年に数回、家族で堤防のサビキやちょい投げを楽しみたい
- まず1回やってみて、続くかどうかを見たい
- リールの予算は、1万円前後にしたい
ナスキーで足りる人
- 月に1回くらいは行くつもり。ルアーも投げてみたい
- 糸のトラブルで、釣りの時間をなくしたくない
- 最初の1台を、しばらく買い替えずに使いたい
上の型を選んでいい人
- エギングやアジングを、じっくりやるつもり(軽いミラベル)
- 月に何度も通って、シーバスや青物をねらう(アルテグラ、ストラディック)
- 大きめの魚をねらう1台を、何年も使いたい(ストラディック)
「入門の型だと、すぐ物足りなくなるかな」と心配になるかもしれません。でも、ナスキーに入っている仕組みは、少し前まで、もっと上の型にしかなかったものです。魚を掛けて、寄せて、取りこむ。その一連の流れを覚えるのに、足りないところはありません。
エギングもシーバスも、長く付き合える1台

シマノ
23ストラディック C3000HG(長く使う1台に)
29,100円税別・本体価格(2026年10月10日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください
迷ったら
釣りを1つに決めていないなら、C3000HG。アジやメバルなら C2000S、砂浜なら 4000XG、堤防から青物をねらうなら C5000XG。これだけ覚えておけば、12の品番で迷うことはありません。
で、年に数回の釣りならサハラでも足りますし、月に何度も通うようになったら、そのとき上の型を考えれば十分です。最初の1台として、ナスキーは安心して選べる型です。浮いたお金は、ロッドや糸、ライフジャケットに回してください。
リールだけでは、釣りは始められません。糸(ライン)もいっしょに用意して、海や川に出るときは、ライフジャケットも忘れずに。立ち入り禁止や釣り禁止の場所には入らず、その場所の決まりを確かめてから、竿を出してくださいね。
