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シマノスピニングリール
23ストラディック
C2000S 〜 C5000XG(14品番)/ 185〜290g / 金属のボディ
シマノ 23ストラディック|番手の選び方と、前の型から変わったこと
レベルと釣り方2本目・買い替え
シマノのストラディックは、1万円台の入門の型と、5万円をこえる上の型の、ちょうど真ん中にいるスピニングリールです。値段は3万円前後。「そろそろ、ちゃんとしたリールがほしい」と思ったときの、有力な候補になるんですよね。
ただ、いざ買おうとすると「C2000S」「2500SHG」「C3000HG」「4000XG」と、品番が14も並んでいます。値段はほとんど変わらないのに、記号だけがちがう。はじめてだと、ここで手が止まると思います。
先に答えを言うと、迷ったら「C3000HG」。あとは、やりたい釣りに合わせて、数字を上か下にずらすだけです。順番に見ていきましょう。

この記事でくらべる4台
ストラディックの3つの番手と、下のナスキーを、重さとボディでくらべます。
| 商品 | こんな人に | 重さ | ボディ |
|---|---|---|---|
| 迷ったらこれ。エギングにも | 225g | 金属 | |
| アジ・メバル・トラウトに | 185g | 金属 | |
| 砂浜から投げる釣り・青物に | 275g | 金属 | |
| 年に数回の釣りなら、こちら | 235g | 樹脂 |
値段:税別・本体価格(2026年10月10日時点)。お店の値段は、表の「Amazon」「楽天」のボタンの先で確かめてください。
23ストラディックは、こんなリール
ストラディックの重さとボディ、前の型から先に確かめます。
基本の情報
- 型
- 23ストラディック(スピニングリール)
- 番手
- C2000S 〜 C5000XG の 14品番
- 重さ
- 185〜290g(C3000HG は 225g)
- ボディ
- 金属
- 前の型
- 19ストラディック
- 値段
- 27,700〜31,000円(税別の本体価格・2026年10月10日時点)
品番の読み方(C・S・HG とは)
品番は、「大きさの数字」と「記号」の組み合わせです。記号の意味さえ分かれば、14の品番は、ただの組み合わせに見えてきます。
| 記号 | 意味 | 選ぶときの目安 |
|---|---|---|
| 数字 | リールの大きさ(2000〜5000) | 大きいほど、太い糸を長く巻ける |
| C | ボディが、1つ下の大きさ | 同じ糸の量で、軽くなる |
| S | 浅いスプール | 細い糸を、ちょうどよい量だけ巻ける |
| M | 中くらいの深さのスプール | PE ラインの 1〜1.5号に合う |
| HG | ハイギア | ハンドル1回転で、多く巻ける |
| XG | エクストラハイギア | HG より、さらに多く巻ける |
スプールは、糸を巻いておく筒の部分のことです。頭の C は「コンパクト」の C で、たとえば C2000S は、1000番の大きさのボディに、2000番のスプールをのせています。糸の量はそのままで、本体を小さく軽くしたもの、と考えてください。
HG や XG の付かない品番は、ふつうの速さのギア(ノーマルギア)です。C3000 の3つをくらべると、ハンドルを1回まわして巻ける糸の長さは、こう変わります。
- C3000(ノーマル):75cm
- C3000HG(ハイギア):86cm
- C3000XG(エクストラハイギア):94cm
ルアーを投げて巻く釣りでは、糸のたるみをすばやく取れる HG が使いやすく、迷ったら HG を選んでおけば大丈夫です。ただ、XG はさらに速いぶん、巻くときに少し重く感じます。エサ釣りのように、ゆっくり巻く釣りが中心なら、記号なしのノーマルギアが楽です。
14の番手、どれを買えばいいか

やりたい釣りが決まっているなら、下の表から選べます。真ん中の列は、釣りごとの番手の目安です。
| やりたい釣り | 番手の目安 | ストラディックなら |
|---|---|---|
| アジング・メバリング・管理釣り場のトラウト | 1000〜C2500 | C2000S |
| バス釣り | C2500〜3000 | 2500S |
| エギング | C2500〜3000 | C3000HG 2500SHG |
| シーバス | 2500〜C5000 | C3000HG 4000MHG |
| ヒラメ・マゴチ(砂浜から投げる釣り) | 3000〜C5000 | 4000XG |
| ショアジギング(堤防から青物。ストラディックはライトショアジギング向き) | 4000〜6000 | C5000XG |
| 堤防のサビキ・ちょい投げ | 2000〜4000 | C3000 |
「まだ釣りを1つに決めていない」「いろいろやってみたい」という人は、C3000HG を選んでください。エギングにもシーバスにも、堤防のちょい投げにも使える、いちばんつぶしのきく番手です。
S の付く番手と、付かない番手
番手を決めたら、1つだけ見ておいてほしいのが、糸を巻ける量です。エギングやシーバスで使うなら、深いスプールの C3000HG は「下巻き」がいり、浅い 2500SHG はいりません。
C3000HG は深いスプールで、PE ラインの 1号なら 400m まで巻けます。この釣りで実際に使うのは、その半分くらいまで。そのまま巻くと、スプールがすかすかになるので、先に安い糸を巻いて底を上げておく「下巻き」をします。むずかしそうに聞こえますが、釣具店で糸と一緒に買えば、お店で巻いてもらえることが多いので、心配はいりません。
で、S の付く 2500SHG は浅いスプールで、PE ラインの 0.8号が 150m、ちょうど収まります。エギングだけに使うと決めているなら、下巻きのいらないこちらも、すっきりした選び方かなと思います。
14品番の重さと値段

| 品番 | 重さ | 1回転で巻ける長さ | 値段(税別) |
|---|---|---|---|
| C2000S | 185g | 69cm | 27,700円 |
| C2000SHG | 185g | 81cm | 27,700円 |
| C2500S | 185g | 70cm | 27,700円 |
| C2500SXG | 185g | 87cm | 27,700円 |
| 2500S | 220g | 75cm | 28,300円 |
| 2500SHG | 220g | 86cm | 28,300円 |
| C3000 | 225g | 75cm | 29,100円 |
| C3000HG | 225g | 86cm | 29,100円 |
| C3000XG | 225g | 94cm | 29,100円 |
| 3000MHG | 245g | 84cm | 30,300円 |
| 4000 | 275g | 87cm | 30,300円 |
| 4000MHG | 275g | 93cm | 30,300円 |
| 4000XG | 275g | 101cm | 30,300円 |
| C5000XG | 290g | 101cm | 31,000円 |
2026年10月10日時点の本体価格(税別)です。お店の値段は、これより安いことが多いので、ボタンの先で確かめてください。
いちばん小さい番手と、いちばん大きい番手で、値段の差は 3,300円しかありません。番手は、値段ではなく、やりたい釣りで選んで大丈夫です。
小さい番手・大きい番手を探す
アジやメバル用に、長く使える金属ボディ

シマノ
23ストラディック C2000S(アジ・メバル・トラウト向き)
27,700円税別・本体価格(2026年10月10日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください
砂浜や青物の釣りに、がっしりした1台

シマノ
23ストラディック 4000XG(砂浜から投げる釣り向き)
30,300円税別・本体価格(2026年10月10日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください
前の型(19ストラディック)から変わったこと
いまから買うなら、23 で大丈夫です。前の型の 19ストラディックから、シマノのいちばん上の型にも入っている仕組みが、4つ加わりました。

- ギアが長もちする:歯と歯のかみ合う面を広げて、1か所にかかる力を分散させています。シマノのテストでは、ギアの耐久性が、それまでの作りの約2倍になりました。
- 巻き上げが力強い:軸を支える部分の抵抗を減らしています。魚が掛かって重くなったときも、ハンドルを回し続けやすくなりました。
- 糸がからみにくい:糸の通り道のそばに、たるみを押さえる小さな羽根が付きました。糸がよれたまま巻かれてしまうトラブルが減ります。
- ドラグが長もちする:ドラグは、魚が強く引いたときに糸を少しずつ出して、切れるのを防ぐ仕組みです。その中の部品が、10倍以上すり減りにくくなりました(こちらも、メーカーのテストの数字です)。
どれも「魚がたくさん釣れるようになる」というより、「買ったときの気持ちよさが、長く続く」ための改良です。なかでも、糸がからみにくい作りは、慣れていない人ほど助けられる気がします。
ちなみに、19ストラディックは、2026年10月10日時点で、シマノの公式サイトの一覧には載っていません。お店で見かけることはありますが、それは残っている在庫です。
上の型・下の型とくらべる
ストラディックにするか、もう少し安い型にするか。いちばん迷うのは、ここなんですよね。決め手は、釣りに行く回数です。シマノのスピニングリールを、同じ C3000 の大きさで並べてみます。
| 型 | 値段(税別) | 重さ | ひとことで |
|---|---|---|---|
| 26ナスキー | 14,200円 | 235g | 樹脂のボディ。最初の1台に |
| 25アルテグラ | 20,000円 | 220g | カーボン入りの樹脂のボディ。軽くて手ごろ |
| 23ストラディック | 29,100円 | 225g | 金属のボディ。がっしりして長く使える |
| 24ヴァンフォード | 34,700円 | 180g | とにかく軽い |
| 24ツインパワー | 54,000円 | 215g | 回る部分(ローター)が金属 |
2026年10月10日時点の本体価格(税別)です。ヴァンフォードは C3000HG、ほかは C3000 の数字です。
数字を、選ぶ場面に置きかえてみます。
- ナスキーとの差は、約1万5千円:重さは 10g しか変わりません。ちがうのは中身で、ストラディックはボディが金属、ギアとドラグも長もちする作りです。投げて巻くだけなら、ナスキーでも魚は釣れます。差が出るのは、大きな魚が掛かったときのゆがみにくさと、何年か使ったあとの巻き心地です。
- アルテグラとの差は、9,100円:ギアが長もちする仕組みは、アルテグラにも入っています。重さも、アルテグラのほうが 5g 軽い。いちばんのちがいは、ボディが金属かどうかです。
- ヴァンフォードは、5,600円高くて、45g 軽い:アジングやエギングのように、竿を1日じゅう動かし続ける釣りでは、この軽さが効いてきます。ストラディックは、同じ速さで巻き続ける釣りが楽な作りで、シーバスやショアジギングに向いています。
ナスキーやアルテグラで足りる人
- 年に数回、堤防でサビキやちょい投げを楽しみたい
- まず始めてみて、続くかどうかを見たい
- 浮いたお金を、ロッドやライフジャケットに回したい
ストラディックを選んでいい人
- 月に何度も釣りに行く。これから行くつもり
- シーバスや青物など、大きめの魚をねらってみたい
- 買い替えずに、1台を長く使いたい
「はじめての1台に3万円は、ぜいたくかな」と気が引けるかもしれません。でも、上の型だから扱いがむずかしい、ということはありません。予算が合うなら、最初からストラディックを選んでも、まったく問題ありません。
迷ったら
釣りを1つに決めていないなら、C3000HG。アジやメバルなら C2000S、砂浜や青物なら 4000XG か C5000XG。これだけ覚えておけば、14の品番で迷うことはありません。
で、年に数回の釣りが中心なら、ナスキーやアルテグラでも十分です。安いほうを選んだからといって、釣りの楽しさが減るわけではありません。自分の通い方に合うほうを、安心して選んでください。
リールだけでは、釣りは始められません。糸(ライン)もいっしょに用意して、海や川に出るときは、ライフジャケットも忘れずに。立ち入り禁止や釣り禁止の場所には入らず、その場所の決まりを確かめてから、竿を出してくださいね。

