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シマノバスロッド
26ゾディアス
スピニング 13品番・ベイト 20品番 / 1.88〜2.29m / 90〜132g
シマノ 26ゾディアス|33品番の選び方と、前の型・ルアーマチックとのちがい
レベルと釣り方はじめての1本・1台〜2本目・買い替え/バス
ゾディアスは、シマノのバスロッドです。ブラックバスを、池や川、湖の岸から、ルアー(疑似餌)でねらうための竿。値段は2万円台の前半で、1万円前後の入門の竿と、3万円前後の上の型の、ちょうどあいだにあります。いまの型は、作り直されたばかりの新しい型です。
ただ、品番が33もあります。「268ML-2」「1610M-2」。数字とアルファベットが少しずつちがうのに、値段は、どれも大きくは変わらない。どれを選べばいいのか、ここで手が止まるんですよね。
で、先に答えを言うと、はじめてなら「268ML-2」です。投げやすいスピニングリール用で、よく使うワームの仕掛けから小さなプラグまで、この竿で投げられる硬さ。2本に分かれるので、電車でも小さな車でも運べます。記号の読み方から、順番に見ていきましょう。

この記事でご紹介する4本
33品番から選んだ3本と、下のルアーマチックを並べました。
| 商品 | こんな人に | 重さ | 投げられるルアー |
|---|---|---|---|
| はじめての1本に | 95g | 4〜12g | |
| 軽いワームと細い糸が中心の人に | 90g | 3〜10g | |
| 2本目に、ベイトリール用を足すなら | 110g | 7〜21g | |
| まず試してみたい人に | 101g | 4〜12g |
値段:税別・本体価格(2026年10月16日時点)。お店の値段は、表の「Amazon」「楽天」のボタンの先で確かめてください。
26ゾディアスは、こんな竿
まずは、33品番の長さと重さの幅と、はじめての1本の 268ML-2 の数字を見てください。
基本の情報
- 型
- 26ゾディアス(バスロッド)
- 品番
- スピニングリール用 13品番・ベイトリール用 20品番
- 長さ
- 1.88〜2.29m(268ML-2 は 2.03m)
- 重さ
- 90〜132g(268ML-2 は 95g)
- しまった長さ
- 2本継ぎ(-2・/2 の付く品番)は 99.5〜117.5cm。にぎりだけ外れる品番(グリップジョイント)は 164.7〜185.2cm
- 値段
- 21,000〜23,600円(税別の本体価格・2026年10月16日時点)
で、26ゾディアスの持ち味は、2万円台の竿に、手元に感触を伝えやすく、ぶれにくい作りを入れているところです。
- にぎりの後ろ側が、中が空洞のカーボン:カーボンを1つの筒に成型した「カーボンモノコックグリップ」です。軽くて、振動が手に伝わりやすい。ルアーが底に当たった感触や、魚がくわえた小さな合図が、手元で分かりやすくなります。
- ねじれにくい骨組み:竿のいちばん外側に、カーボンのテープを X の形に巻いて締めています。投げたときに竿がぶれにくく、ねらった所へルアーを送りこみやすい作りです。
- 品番が多い:スピニングリール用とベイトリール用、2本に分かれるものと分かれないもの。使いたいルアーと、運び方に合わせて選べます。
品番の読み方(2・68・ML・-2 とは)
品番は、「リールの種類」「長さ」「硬さ」「継ぎ方」の順に並んでいます。268ML-2 なら、こう読みます。
| 記号 | 意味 | 選ぶときの目安 |
|---|---|---|
| 2 | スピニングリール用 | はじめてなら、頭が 2 の品番から |
| 1 | ベイトリール用 | 頭が 1 の20品番。慣れてから |
| 68 | 長さ。6フィート8インチ(2.03m) | 数字が大きいほど長く、遠くへ投げやすい |
| ML | 硬さ。ミディアムライト | 投げられるルアーの重さが決まる |
| -2 | 2本継ぎ(2本に分かれる) | -2・/2 の付かない品番は、しまっても 1m70cm 前後 |
長さは、フィートとインチで書かれているので、ちょっとややこしいんですよね。換算はおぼえなくて大丈夫で、「68」は 2.03m、大人の背丈より少し長いくらい、とつかんでおけば足ります。バスロッドは、海の竿より短めで、取り回しのよさを大事にします。
硬さは、やわらかいほうから SUL・UL・L・ML・M・MH・H と並びます。L はライト(やわらかい)、M はミディアム(中くらい)、H はヘビー(硬い)の頭文字。UL は L よりさらにやわらかく、ML は L と M のあいだです。で、硬くなるほど、重いルアーを投げられます。
スピニングリール用の2本継ぎで、硬さごとに並べると、こうなります。
| 品番 | 投げられるルアー | 合う糸(ナイロン・フロロ) |
|---|---|---|
| 264UL-2 | 2〜7g | 2.5〜5lb |
| 264L-2 | 3〜10g | 3〜6lb |
| 268ML-2 | 4〜12g | 4〜8lb |
| 270M-2 | 5〜15g | 5〜10lb |
バス釣りのはじめに使いやすいのは、ワームを針に付けた仕掛けや、巻くだけで泳ぐ小さなプラグです。重さは数gから10g ほど。ML の 4〜12g なら、こうしたルアーが範囲にすっぽり収まります。だから、はじめてなら ML が使いやすいんです。
ちなみに、品番の最後に付く記号も、いくつかあります。-S は、穂先が中まで詰まった「ソリッド」で、しなやかに曲がります。-G は、ガラスの繊維をまぜた素材で、小さなプラグを投げやすく、魚がくわえたときに弾きにくい作り。SB は、大きなルアー(スイムベイト・ビッグベイト)向け。「+」は、1つ上の硬さとのあいだ。BFS は、軽いルアーをベイトリールで投げるための品番です。どれも、慣れてから選べば十分かなと思います。
33の品番、どれを買えばいいか

はじめてなら、268ML-2 を選んでください。スピニングリール用は、ベイトリール用より、投げるときに糸がからまりにくく、すぐに投げられるようになります。6フィート8インチは、岸から少し遠くまで投げられて、取り回しもしやすい長さ。ワームの仕掛けも小さなプラグも、これで使えます。
ほかの品番は、使いたいルアーで決めます。
| こんな人は | 品番 | ひとことで |
|---|---|---|
| はじめての1本。ワームも小さなプラグも使いたい | 268ML-2 | 4〜12g のルアーに。迷ったら、これ |
| 軽いワームの仕掛けが中心。細い糸を使いたい | 264L-2 | 3〜10g のルアーに。10cm 短い |
| とても軽いルアーと、細い糸を使う | 264UL-2 | 2〜7g のルアーに |
| 2本目に、ベイトリールで重めのルアーを | 1610M-2 | 7〜21g のルアーに。ベイトリール用 |
| もっと重いルアーを、ベイトリールで | 1610MH-2 | 10〜30g のルアーに。ベイトリール用 |
迷うなら、使えるルアーの幅が広い 268ML-2 にしておくと、あとで困らないかなと思います。264L-2 とは、長さと硬さ(合うルアーと糸)がちがうものの、重さも値段もほとんど変わりません。軽いワームを、細い糸で、近くにていねいに投げるなら短いほう。少し遠くまで投げたい、プラグも使いたいなら長いほうです。
スピニングリール用の2本継ぎ、6品番の長さ・重さ・値段
| 品番 | 長さ | 重さ | 投げられるルアー | 値段(税別) |
|---|---|---|---|---|
| 264UL-2 | 1.93m | 90g | 2〜7g | 22,000円 |
| 264L-2 | 1.93m | 90g | 3〜10g | 22,300円 |
| 268L-2 | 2.03m | 95g | 3〜10g | 22,600円 |
| 268ML-2 | 2.03m | 95g | 4〜12g | 22,800円 |
| 270M-2 | 2.13m | 105g | 5〜15g | 23,300円 |
| 274ML-2 | 2.24m | 105g | 4〜12g | 23,300円 |
2026年10月16日時点の本体価格(税別)です。お店の値段は、これより安いことが多いので、264L-2 はすぐ下のボタンの先で、ほかの品番は売り場やお店のサイトで確かめてください。
軽いルアー向き・ベイトリール用を探す
値段より、使うルアーで選ぶ
品番は、値段ではなく、使いたいルアーの重さで選んで大丈夫です。6品番の値段の差は、いちばん大きくても 1,300円。重さも、どれも軽い竿なんですよね。
あとは、お店では、出た年を頭に付けて「26ゾディアス」と呼ばれています。前の型も、まだ並んでいることがあります。買うときは、名前の頭の「26」と、品番の最後の「-2」まで合わせると、迷いません。
-2・/2 の付かない品番は、しまっても長い

はじめてなら、持ち運びやすい「-2」の付く品番を選んでおけば大丈夫です。付かない品番は、竿の部分が分かれず、にぎりの所だけが外れる作り(グリップジョイント)。268ML なら、しまっても 178.4cm あります。
分かれない竿は、曲がり方が自然で、感触が手に伝わりやすいのが持ち味です。ただ、運ぶには、長い竿を積める車が要ります。値段の差は 500円、重さの差は 2g と小さいので、決め手は運び方な気がします。
ベイトリール用の品番に合わせるリールなら。ダイワ 25タトゥーラ SV TW 100
前の型から変わったこと
いま買うなら、新しい 26ゾディアスを選んで困ることはありません。前の型は、お店で「20 ゾディアス」と呼ばれている型で、6年ぶりの作り直しで変わったのは、主にこんなところです。
- 先が重く感じにくくなった:後ろのにぎりの作りを見直して、竿の先が重く感じる「前重り」を抑えました。手元に重さが寄るので、竿を立てて持っていても、手首が疲れにくくなります。
- スピニングリール用の、ガイドとにぎり:糸を通す輪(ガイド)を、口の小さい軽いものに変えて、ガイドの部分だけで約1.5g 軽くなりました。リールを付ける所も、小さく、にぎりこみやすい形に変わっています。
- 新しい形のフックキーパー:持ち運ぶときに針を留めておく金具が、全部の品番で、糸がからみにくい閉じた形になりました。ワームの仕掛けの針も、刺し直さずに留められます。
- ガラスの繊維をまぜた -G の品番:166L-G は、L の硬さの -G としては、ゾディアスではじめての品番。170ML-G は、初代にあった型が、もどってきた品番です。
- 見た目:光沢をおさえた、つや消しの黒になりました。
下のルアーマチック・バスワン XT+、上のエクスプライドとくらべる
この4本は、投げられるルアーがどれも同じなんですよね。値段で変わるのは、主に手元に伝わる感触です。重さは、表のとおり、ゾディアスとエクスプライドが軽めです。シマノのバスロッドには、ゾディアスの下にバスワン XT+、その下にルアーマチックがあります。上には、エクスプライド、さらにバンタム。スピニングリール用の2本継ぎで、硬さが ML の品番を並べてみます。
| 型と品番 | 値段(税別) | 重さ | 長さ |
|---|---|---|---|
| ルアーマチック S66ML | 8,700円 | 101g | 1.98m |
| バスワン XT+ 266ML-2 | 12,300円 | 105g | 1.98m |
| 26ゾディアス 268ML-2 | 22,800円 | 95g | 2.03m |
| エクスプライド 265ML-2 | 30,900円 | 87g | 1.96m |
2026年10月16日時点の本体価格(税別)です。投げられるルアーは、4本とも 4〜12g です。バンタムは 43,300〜54,100円(税別)の型です。
- ルアーマチックは、14,100円安い:投げられるルアーは同じ 4〜12g。重さの差も 6g です。入門の竿ですが、まず試すには十分な気がします。
- バスワン XT+ との差は 10,500円:ゾディアスのほうが 5cm 長いのに、10g 軽くなります。
- エクスプライドとの差は 8,100円:重さは、さらに 8g 軽くなります。
ルアーが底の石に当たったのか、魚がくわえたのか。その小さなちがいが分かりやすくなるのが、上の型です。ただ、この差がはっきり分かるのは、バス釣りにある程度慣れてからです。
下の型で足りる人
- 年に数回、まずバス釣りを試してみたい
- 竿の予算を、1万円前後にしたい
- 使うのは、ワームの仕掛けと小さなプラグだけ
26ゾディアスを選んでいい人
- 月に何度か通うつもりで、長く使える1本がほしい
- 軽い竿で、ルアーの動きや底の様子を手で感じたい
- あとから、ベイトリール用や、決まったルアー向きの品番を足していきたい
エクスプライドを選んでいい人
- すでに1本使っていて、もっと軽い竿に買い替えたい
- 1日じゅう、竿を細かく動かす釣りが多い
ワームやプラグで、バス釣りを試す1本

シマノ
ルアーマチック バス S66ML(下の型。まず試したい人に)
8,700円税別・本体価格(2026年10月16日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください
いっしょにそろえるもの
竿だけでは、バス釣りは始められません。268ML-2 に合わせるなら、次のものをそろえます。
- リール:スピニングリールの 2500番前後
- 糸:フロロカーボン。伸びが少なく、魚がくわえた合図や、ルアーが底に着いたのが分かりやすい糸です。268ML-2 に合う太さは 4〜8lb
- ルアー:はじめは、ワームを、根がかりしにくい針(オフセットフック)に付けた仕掛けか、巻くだけで泳ぐプラグから
- スナップ:糸の先に付ける小さな金具。ルアーを、結び直さずに付けかえられます
で、ルアーは、重さが 4〜12g のものを選んでおけば、268ML-2 で無理なく投げられます。巻くだけで泳ぐプラグには、これより重いものもあるので、買う前に重さだけ見ておくと安心です。
バス釣りの安全と決まり
池や川、湖は、身近な釣り場です。そのぶん、出かける前に知っておきたい決まりがあります。
- 漁協の決まり(遊漁規則):川や湖には、地元の漁協が漁業権を持っている所が多くあります。そうした所では、遊漁規則にしたがって釣りをします。遊漁料や遊漁承認証(いわゆる遊漁券)、釣りをしてよい期間などが決められています。
- 釣ったバスを、生きたまま持ち帰らない:ブラックバスは、法律で「特定外来生物」に決められている魚です。生きたまま持ち帰って飼うことや、ほかの川や池に運んで放すことは、法律で禁止されています。釣ったその場で放すのは、国の法律では問題ありませんが、都道府県によっては、条例で放すことを禁止している所もあります。
- 釣り禁止・立ち入り禁止の場所に入らない:柵や看板のある場所には、入らないでください。
- ライフジャケットを着る:水辺は、ぬれていたり、コケが付いていたりして、すべりやすい場所です。体に合ったライフジャケットを着て、すべりにくい靴をはきます。
- 投げる前に、まわりを見る:ルアーには、するどい針が付いています。後ろや横に人がいないことを確かめてから投げてください。
決まりは、川や湖ごとにちがいます。出かける前に、その場所の決まりを、漁協や都道府県の水産の窓口、現地の看板で確かめてください。切れた糸やルアーの袋、ごみはかならず持ち帰り、車は決められた駐車場に止めましょう。
迷ったら
はじめてなら 268ML-2、軽いワームが中心なら 264L-2、ベイトリール用を足すなら 1610M-2。これだけ覚えておけば、品番で迷うことはありません。
26ゾディアスは、最初の1本にしても、慣れてからも使い続けられる竿です。予算が合わなければ、ルアーマチックの S66ML から始めても大丈夫。どちらを選んでも、バス釣りを始めるのに足りないところはありません。あとは、その場所の決まりを確かめて、気持ちよく出かけてください。


