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シマノエギングロッド

セフィア BB

S76SUL-S 〜 S89MH(16品番)/ 2.29〜2.67m / 95〜110g / 2本継ぎ

シマノ セフィア BB|品番(長さと硬さ)の選び方と、SS・XR とのちがい

レベルと釣り方はじめての1本・1台/エギング

更新/tsuri 編集部

セフィアは、シマノのエギング専用のシリーズです。エギングは、エギという疑似餌を投げて、イカをねらう釣り。セフィア BB は、そのロッドのなかでいちばん手ごろな型で、値段は2万円前後。「イカを釣ってみたい」と思った人が、最初に選びやすい位置にあります。

ただ、品番が16もあります。「S83ML」「S86ML」「S86M」「S89MH」。数字とアルファベットが少しずつちがうだけで、値段の差は、いちばん離れていても数千円ほど。どれを選べばいいのか、ここで手が止まるんですよね。

で、先に答えを言うと、迷ったら「S86ML」です。長さも硬さも、エギングの基本になる1本。記号の読み方から、順番に見ていきましょう。

品番の読み方。S86ML の S は、スピニングリール用。86 は、長さが8フィート6インチ。ML は、硬さがミディアムライト

この記事でくらべる5本

セフィア BB の3つの品番に、上下の型を足して並べました。

商品こんな人に重さ持ち味
セフィア BB S86ML(エギングロッド)
シマノセフィア BB S86ML20,500円
迷ったらこれ。はじめての1本に105g基本の長さと硬さ。1年を通して使える
セフィア BB S83ML(少し短くて、軽快に振れる)
シマノセフィア BB S83ML20,100円
秋に、軽快に振りたい人に105g8cm 短くて、軽快に振れる
セフィア BB S86M(春の大きなイカ・深い場所向き)
シマノセフィア BB S86M20,800円
春の大きなイカ・深い場所に110g重めのエギを、しっかり投げて動かせる
セフィア SS S86ML(1つ上の型)
1つ上の型シマノセフィア SS S86ML33,700円
2本目を探している人に102gねじれにも、つぶれにも強い骨組み
ソルティーアドバンス EGING S86ML(もっと手ごろに始めたい人に)
下の型シマノソルティーアドバンス EGING S86ML14,000円
年に1〜2回、まず試したい人に94g入門のシリーズの、エギング用

値段:税別・本体価格(2026年10月10日時点)。お店の値段は、表の「Amazon」「楽天」のボタンの先で確かめてください。

セフィア BB は、こんな竿

セフィア BB の長さと重さ、継ぎを、まずひとまとめにしました。

基本の情報

型
セフィア BB(エギングロッド)
品番
S76SUL-S 〜 S89MH の 16品番
長さ
2.29〜2.67m(S86ML は 2.59m)
重さ
95〜110g(S86ML は 105g)
継ぎ
2本継ぎ(しまうと 118〜137cm)
値段
19,100〜22,600円(税別の本体価格・2026年10月10日時点)

季節を問わず使える、エギングの基本の1本

セフィア BB S86ML(エギングロッド)

シマノ

セフィア BB S86ML(エギングロッド)

20,500円税別・本体価格(2026年10月10日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください

シマノの公式ページ

品番の読み方(S・86・ML とは)

品番は、「リールの種類」「長さ」「硬さ」の順に並んでいます。セフィア BB はどれもスピニングリール用なので、選ぶときに見るのは、うしろの「長さ」と「硬さ」だけ。S86ML なら、こう読みます。

記号意味選ぶときの目安
Sスピニングリール用セフィア BB は、16品番とも S
86長さ。8フィート6インチ(2.59m)数字が大きいほど長く、遠くへ投げやすい
ML硬さ。ミディアムライト投げられるエギの大きさが決まる
-S穂先が、中まで詰まった「ソリッド」しなやかで、小さな変化が目で見やすい

長さは、フィートとインチで書かれているので、ちょっとややこしいんですよね。換算はおぼえなくて大丈夫で、「86」は 2.59m、大人の背丈より 1m 近く長い竿、とつかんでおけば足ります。

硬さは、やわらかいほうから SUL・L・ML・M・MH の5段階です。L はライト(やわらかい)、M はミディアム(中くらい)、H はヘビー(硬い)の頭文字で、ML は L と M のあいだ。SUL は、L よりもずっとやわらかい、小さなエギ用の硬さです。で、硬くなるほど、大きくて重いエギを投げられます。

硬さと、投げられるエギ。L は 1.5〜3.5号。ML は 1.8〜3.8号。M は 2〜4号。MH は 2.5〜4.5号
硬さ投げられるエギ合う PE ライン品番の数
SUL1.5〜2.5号0.2〜0.5号1
L1.5〜3.5号0.3〜0.8号2
ML1.8〜3.8号0.4〜1号6
M2〜4号0.5〜1号5
MH2.5〜4.5号0.6〜1.2号2

エギの「号」は大きさのことで、数字が大きいほど、長く、重くなります。基準は 3.5号で、長さは 10cm あまり。イカがまだ小さい秋や、反応がにぶいときには、ひと回り小さい 3号を使います。

硬さは ML にしておけば、秋の 3号も、基準の 3.5号も、範囲の内側にしっかり収まります。秋も春も、1本で通せる硬さです。M は、基準のエギを力強く動かしたい人や、深い場所用の重いエギを使う人向けかなと思います。

あとは糸ですが、ここは気にしなくて大丈夫です。エギングの基本の PE ライン 0.6〜0.8号は、ML にも M にも、そのまま合います。

エギングロッドの選び方を、もっとくわしく

ロッドの品番の読み方を、もっとくわしく

16の品番、どれを買えばいいか

どの品番を買うか。はじめての1本は S86ML。秋の小さめのイカをテンポよくねらうなら S83ML。春の大きなイカなら S86M。高い堤防や磯から遠くへ投げるなら S89M

はじめての1本は、S86ML を選んでください。この竿に PE ライン 0.6号とエギ 3.5号を合わせると、場所も季節も選ばずに使える、基本の組み合わせになります。

長さは、8フィート6インチが基準です。足場の高い堤防や磯に行くことが多いなら長め、足場の低い場所が多いなら短めが、扱いやすくなります。硬さは、迷ったら ML。春の大きなイカを中心にねらうなら M。この2つの軸で、自分に合う品番が決まります。

こんな人は品番ひとことで
はじめての1本。1年を通して使いたいS86ML基本の長さと硬さ
秋に、小〜中くらいのイカをテンポよくねらうS83ML8cm 短くて、軽快に振れる
春の大きなイカ、深い場所をねらうS86M重めのエギを、しっかり投げて動かせる
高い堤防や磯から、遠くへ投げたいS89ML
S89M
8フィート9インチ(2.67m)の長め
大きなイカだけをねらう。潮の速い場所に行くS86MH
S89MH
4.5号のエギまで投げられる
小さなイカや、アジ・メバルにも使いたいS76SUL-S2.29m の短め。エギは 2.5号まで

S83ML と S86ML を表でくらべると、目立つちがいは長さの 8cm です。重さも、投げられるエギも同じ。小柄な人や、取り回しのよさを優先したい人は、S83ML を選んでも困らないかなと思います。

ちなみに、お店では、出た年を頭に付けて「22セフィア BB」と書かれていることがあります。同じ名前のリール(セフィア BB)もあるので、探すときは「ロッド」や品番を付けると迷いません。

「-S」の付く品番(ソリッドの穂先)

はじめての1本なら、-S の付かない品番で十分です。S76SUL-S、S86ML-S、S86M-S の3つは、穂先が中まで詰まった「ソリッド」。ふつうの穂先は、中が空洞のパイプになっています。ソリッドはしなやかに曲がるので、イカがエギにさわったときの小さな変化が、穂先の動きで見やすくなります。

ただ、S86ML-S の穂先の太さは 0.9mm で、S86ML の半分。持ち運びや扱いには少し気をつかいます。値段も、同じ長さと硬さの「-S なし」より、1,700〜1,800円高くなります。

16品番の長さ・重さ・値段

S76ML・S83ML・S86ML を、のばした長さと しまった長さで、身長170cm の人の横に立てた図。スペックからの作図
品番長さ重さ投げられるエギ値段(税別)
S76SUL-S2.29m95g1.5〜2.5号21,600円
S83L2.51m103g1.5〜3.5号19,800円
S86L2.59m103g1.5〜3.5号20,100円
S76ML2.29m98g1.8〜3.8号19,100円
S80ML2.44m105g1.8〜3.8号19,800円
S83ML2.51m105g1.8〜3.8号20,100円
S86ML2.59m105g1.8〜3.8号20,500円
S86ML-S2.59m103g1.8〜3.8号22,200円
S89ML2.67m105g1.8〜3.8号20,800円
S80M2.44m105g2〜4号20,100円
S83M2.51m105g2〜4号20,500円
S86M2.59m110g2〜4号20,800円
S86M-S2.59m108g2〜4号22,600円
S89M2.67m110g2〜4号21,100円
S86MH2.59m110g2.5〜4.5号21,100円
S89MH2.67m110g2.5〜4.5号21,600円

2026年10月10日時点の本体価格(税別)です。お店の値段は、これより安いことが多いので、すぐ下のボタンの先で確かめてください。

短め・硬めを探す

秋のイカをテンポよく、少し短めの1本

セフィア BB S83ML(少し短くて、軽快に振れる)

シマノ

セフィア BB S83ML(少し短くて、軽快に振れる)

20,100円税別・本体価格(2026年10月10日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください

シマノの公式ページ

深い場所も、重めのエギでしっかり探る1本

セフィア BB S86M(春の大きなイカ・深い場所向き)

シマノ

セフィア BB S86M(春の大きなイカ・深い場所向き)

20,800円税別・本体価格(2026年10月10日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください

シマノの公式ページ

値段と重さは、ほとんど変わらない

品番は、値段や重さではなく、行く場所とねらうイカで選んで大丈夫です。16本の値段の差は、いちばん大きくても 3,500円。重さも、いちばん軽い型と重い型で 15g しか変わらないんですよね。

S86ML の 105g は、スマートフォンの半分ほどの重さです。エギングは、竿を何度もしゃくり上げてエギを動かす釣りなので、この軽さが、1日の疲れにくさにつながります。

あとは、どの品番も、2本に分けて持ち運べます。S86 なら、しまったときの長さは 133cm(短めの S76ML でも 118cm)。車に積むときは、斜めに渡すことが多い長さなので、穂先を守る竿袋やケースがあると安心です。

上のセフィア SS・XR、下の型とくらべる

はじめての1本なら、BB で足ります。セフィアのエギングロッドには、BB の上に SS、その上に XR があります。そして BB の下には、いろいろな釣りに向けた入門のシリーズ「ソルティーアドバンス」に、エギング用の品番があります。同じ S86ML で、並べてみます。

型値段(税別)重さひとことで
ソルティーアドバンス14,000円94g入門のシリーズの、エギング用。品番は4つ
セフィア BB20,500円105gねじれを抑える補強入り。最初の1本に
セフィア SS33,700円102gねじれにも、つぶれにも強い骨組み
セフィア XR44,100円100g骨組みの素材、糸の通り道、グリップまで上の作り

2026年10月10日時点の本体価格(税別)です。値段も重さも、どれも S86ML(ソルティーアドバンスは EGING S86ML)の数字です。

  • ソルティーアドバンスは、6,500円安い:投げられるエギ(1.8〜3.8号)も、合う糸も、BB と同じです。重さは 94g で、むしろ BB より軽いくらい。BB とくらべて目立つちがいは、ねじれを抑える補強がうたわれていないことと、品番が4つしかないことです。
  • SS との差は、13,200円:重さは 3g しか変わりません。ちがうのは、竿の骨組みです。BB は、竿の外側に、ねじれを抑える X の形の補強を巻いています。SS は、その内側の骨組みそのものも、ねじれとつぶれに強い三層の作り。エギを強くしゃくったときに、竿がぶれにくくなります。
  • XR との差は、23,600円:重さは 5g 軽くなります。骨組みの素材がさらに強くなり、糸がからみにくい形のガイド(糸を通す輪)と、中が空洞のカーボンのグリップが付きます。手元に伝わる情報が、増える作りです。

セフィアの3つを並べても、重さの差は 5g。上の型ほど、目に見えて軽くなるわけではありません。差が出るのは、強くしゃくったときの安定感と、手に伝わる感触の細かさです。どちらも、エギングにある程度慣れてから、はじめて分かるちがいかなと思います。

ちなみに、長さの選べる幅にも、少し差があります。S93ML(2.83m)は SS と XR にしかなく、BB でいちばん長いのは、S89 の 2.67m です。

もっと安い型で足りる人

  • 年に1〜2回、まずイカ釣りを試してみたい
  • ロッドの予算を、1万円台のなかばまでにしたい

セフィア BB で足りる人

  • これからエギングを始めて、しばらく続けるつもり
  • 行くのは、月に1〜2回。堤防からねらう
  • 長さや硬さを、自分の行く場所に合わせて選びたい

SS や XR を選んでいい人

  • すでに1本使っていて、2本目を探している
  • 春の大きなイカを、じっくりねらいたい
  • シーズンのあいだ、何度も通う

エギって、海の底に引っかかって、なくすことがよくあるんですよね。なので、はじめのうちは、ロッドにお金をかけるより、エギを多めに持っていくほうが、釣りが続きます。上の型を見送って、浮いたお金をエギや糸、ライフジャケットに回すのは、理にかなった選び方です。

強くしゃくってもぶれにくい、2本目向き

セフィア SS S86ML(1つ上の型)

シマノ

セフィア SS S86ML(1つ上の型)

33,700円税別・本体価格(2026年10月10日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください

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まずイカ釣りを試すのに、軽くて十分な1本

ソルティーアドバンス EGING S86ML(もっと手ごろに始めたい人に)

シマノ

ソルティーアドバンス EGING S86ML(もっと手ごろに始めたい人に)

14,000円税別・本体価格(2026年10月10日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください

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いっしょにそろえるもの

ロッドだけでは、エギングは始められません。はじめてそろえるなら、めやすは次のとおりです。

  • リール:3000番くらいの大きさのスピニングリール
  • 糸:PE ラインの 0.6〜0.8号
  • リーダー:フロロカーボンの 2.5〜3号を、約1.5m。PE ラインの先に結ぶ、こすれに強い糸です
  • エギ:3.5号を中心に、3号も
  • 玉網(たも):寄せてきたイカをすくう網。大きなイカを竿で抜き上げると、途中でイカが外れたり、竿を傷めたりします

で、糸もエギも、S86ML が扱える範囲に、そのまま収まります。「この竿に、この糸は合うのかな」と心配しなくて大丈夫です。

PE ラインとリーダーとは。釣り糸の種類と、号数の見方

合わせるリールの候補。シマノ 26ナスキーを見る

迷ったら

はじめての1本は、S86ML。秋に軽快に振りたいなら S83ML、春の大きなイカまで見すえるなら S86M。この3つを覚えておけば、16の品番で迷うことはありません。

2万円前後のセフィア BB で、エギングを始めるのに足りないところはありません。上の SS や XR は、続けていくうちに、ほしくなったら考えれば十分な気がします。安心して、最初の1本にしてください。

堤防や磯に出るときは、ライフジャケットを忘れずに。立ち入り禁止や釣り禁止の場所には入らず、エギングを禁止している港もあるので、その場所の決まりを確かめてから、竿を出してくださいね。

エギングロッドの選び方

ダイワの入門の型、エギング X を見る

季節を問わず使える、エギングの基本の1本

セフィア BB S86ML(エギングロッド)

シマノ

セフィア BB S86ML(エギングロッド)

20,500円税別・本体価格(2026年10月10日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください

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