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ダイワスピニングリール
25カルディア
FC LT1000S 〜 LT5000-CXH(15品番)/ 165〜240g / ふたの無い一体のボディ
ダイワ 25カルディア|番手の選び方と、フリームス・ルビアスとのちがい
レベルと釣り方2本目・買い替え
ダイワのカルディアは、2万円前後のフリームスと、5万円前後のルビアスのあいだにいるスピニングリールです。値段は3万円前後。入門の型を使ってみて、「次は、長く使えるリールがほしい」と思ったときに、候補に上がりやすい型かなと思います。
いまの型の「25カルディア」は、ボディのふたを無くした一体の作り(モノコックボディ)と、巻き始めを軽くする作り(エアドライブデザイン)の両方が入った型の中で、いちばん手ごろな型なんですよね。そのかわり、番手(品番)が 15 もあって、FC・S・C・XH と記号が並びます。
で、先に答えを言うと、エギングやバス釣りが中心なら「LT2500S」、シーバスや砂浜の釣りが中心なら「LT4000-CXH」。どちらもやってみたくて決めきれないなら、あいだの「LT3000S-CXH」を選んでください。

この記事でくらべる5台
カルディアの3つの番手に、上下の型を足して、重さでくらべます。
| 商品 | こんな人に | 重さ | ふたの無い一体のボディ (モノコック) |
|---|---|---|---|
| 釣りを1つに決めきれない人に | 195g | あり | |
| エギング・バス釣りに | 180g | あり | |
| シーバス・砂浜の釣りに | 220g | あり | |
| 値段をおさえたい人に | 200g | なし | |
| 軽さをいちばんに選びたい人に | 175g | あり |
値段:25カルディア LT3000S-CXH=税抜・メーカー希望本体価格(2026年10月10日時点)/25カルディア LT2500S・25カルディア LT4000-CXH・24ルビアス LT3000-H=税抜・メーカー希望本体価格(2026年10月15日時点)/26フリームス LT3000-CXH=税抜・メーカー希望本体価格(2026年10月11日時点)。お店の値段は、表の「Amazon」「楽天」のボタンの先で確かめてください。
25カルディアは、こんなリール
ふたの無いボディと重さ、番手の数から見ていきます。
基本の情報
- 型
- 25カルディア(スピニングリール)
- 番手
- FC LT1000S 〜 LT5000-CXH の 15品番
- 重さ
- 165〜240g(LT3000S-CXH は 195g)
- ボディ
- カーボン入りの樹脂(ZAION V)。ふたの無い一体の作り
- 前の型
- 21カルディア
- 値段
- 28,800〜33,800円(税抜のメーカー希望本体価格・2026年10月15日時点)
港のシーバスもエギングも、入門の次の1台

ダイワ
25カルディア LT3000S-CXH(釣りを決めきれない人に)
30,300円税抜・メーカー希望本体価格(2026年10月10日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください
15の番手、どれを買えばいいか
やりたい釣りが決まっているなら、下の表から選べます。番手ごとの「向いている魚」の目安を、釣りごとに並べかえました。
| やりたい釣り | 合う番手 | 迷ったら |
|---|---|---|
| アジング・メバリング・管理釣り場のトラウト | FC LT1000S FC LT2000S FC LT2000S-H | FC LT2000S |
| 渓流のトラウト | FC LT2000S-H | FC LT2000S-H |
| エギング | FC LT2500S(-H) LT2500・LT2500S LT2500S-XH | LT2500S |
| バス釣り | FC LT2500S(-H) LT2500・LT2500S LT2500S-XH | LT2500S |
| シーバス | LT3000S-CXH LT3000・LT3000-XH LT4000-C・LT4000-CXH LT5000-C・LT5000-CXH | 港なら LT3000S-CXH 川や砂浜なら LT4000-CXH |
| ヒラメ・マゴチ(砂浜から投げる釣り) | LT4000-C・LT4000-CXH LT5000-C・LT5000-CXH | LT4000-CXH |
| ライトショアジギング(磯や砂浜から、小型の青物) | LT4000-C・LT4000-CXH LT5000-C・LT5000-CXH | 重いルアーなら LT5000-CXH |
エギングとバス釣りは、どちらも 2500番が中心です。PE ラインの 0.6号が 200m ちょうど入る LT2500S を選んでおけば、糸えらびで迷いません。
シーバスは、行く場所で分かれます。港や運河のように、近い所をねらう釣りなら LT3000S-CXH。広い川や砂浜で、遠くまで投げて広く探るなら LT4000-CXH です。LT4000-CXH は、シーバスの釣りに向けて作られた番手で、砂浜のヒラメや、磯や砂浜からの小型の青物まで、そのまま使えます。
どちらもやってみたい、という人には LT3000S-CXH が向いています。2500番と 4000番の、ちょうどあいだの大きさで、エギングにもシーバスにも使われる大きさなんですよね。
記号の読み方(FC・S・C・XH とは)
品番は、頭の記号、大きさの数字、そのあとの記号の組み合わせです。LT は「軽くて、じょうぶ」という作りの名前で、全部の品番に付いているので、選ぶときは気にしなくて大丈夫です。
| 記号 | 意味 | 選ぶときの目安 |
|---|---|---|
| FC | フィネスカスタム。ひと回り小さいボディ | 細い糸と軽いルアーの釣りに。いちばん軽い |
| 数字 | リールの大きさ(1000〜5000) | 大きいほど、太い糸を長く巻ける |
| S | 浅いスプール | 細い糸を、ちょうどよい量だけ巻ける |
| C | ボディが、1つ下の大きさ | 同じ糸の量で、軽くなる |
| H | ハイギア | ハンドル1回転で、多く巻ける |
| XH | エクストラハイギア | H より、さらに多く巻ける |
スプールは、糸を巻いておく筒の部分のことです。H も XH も付かない品番は、ふつうの速さのギア(ノーマルギア)か、それよりゆっくり巻くギア(ローギア)です。
ルアーを投げて、たるんだ糸をすばやく巻き取りたい釣りでは、XH が使いやすくなります。同じ 4000番でも、ハンドルひと巻きで 17cm 多く巻けます。ただ、LT4000-C は、巻き上げる力が強いローギアに、長めのハンドルを付けた番手で、ルアーを同じ速さで引いてくる釣りが楽になります。
カルディアには、深いスプールの番手がない
レガリスやフリームスには、ナイロンの太い糸をたっぷり巻ける、D の付く番手(深いスプール)があります。カルディアには、D の付く番手がありません。
たとえば LT2500 に巻けるナイロンは、1.5号が 150m ほど。サビキやちょい投げでよく使われる 3号を巻くには、少し浅いスプールです。で、カルディアは、PE ラインを巻いて、ルアーを投げる釣りに向けた型です。
堤防のサビキやちょい投げが中心なら、D の付く番手のあるフリームスやレガリスのほうが、値段も含めて合っている気がします。
15品番の重さと値段
| 品番 | 重さ | 1回転で巻ける長さ | 値段(税抜) |
|---|---|---|---|
| FC LT1000S | 165g | 64cm | 28,800円 |
| FC LT2000S | 165g | 67cm | 28,800円 |
| FC LT2000S-H | 165g | 76cm | 28,800円 |
| FC LT2500S | 170g | 72cm | 29,300円 |
| FC LT2500S-H | 170g | 82cm | 29,300円 |
| LT2500 | 185g | 73cm | 29,300円 |
| LT2500S | 180g | 73cm | 29,300円 |
| LT2500S-XH | 180g | 87cm | 29,300円 |
| LT3000S-CXH | 195g | 93cm | 30,300円 |
| LT3000 | 210g | 77cm | 31,300円 |
| LT3000-XH | 210g | 93cm | 31,300円 |
| LT4000-C | 220g | 82cm | 32,300円 |
| LT4000-CXH | 220g | 99cm | 32,300円 |
| LT5000-C | 240g | 87cm | 33,800円 |
| LT5000-CXH | 240g | 105cm | 33,800円 |
2026年10月15日時点のメーカー希望本体価格(税抜)です。お店の値段は、これより安いことが多いので、すぐ下のボタンの先で確かめてください。
エギング・バス釣り向き、シーバス・砂浜向きを探す
エギングやバス釣りに、糸えらびが楽な1台

ダイワ
25カルディア LT2500S(エギング・バス釣り向き)
29,300円税抜・メーカー希望本体価格(2026年10月15日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください
川や砂浜のシーバスに、がっしり巻ける1台

ダイワ
25カルディア LT4000-CXH(シーバス・砂浜の釣り向き)
32,300円税抜・メーカー希望本体価格(2026年10月15日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください
値段の差は小さい。番手は、釣りで選ぶ
番手は、値段ではなく、やりたい釣りで選んで大丈夫です。いちばん小さい番手と、いちばん大きい番手で、値段の差は 5,000円。エギング向きの LT2500S と、シーバス向きの LT4000-CXH でくらべると、差は 3,000円です。
あとは重さで見ると、同じ 3000番でも、C の付く LT3000S-CXH のほうが 15g 軽くなります。C の付かない LT3000 は、ボディがひと回り大きく、そのぶん、巻き上げる力に余裕があります。
カルディアの持ち味は、がっしりした一体のボディ

2万円前後のフリームスから、1万円ほど上がって、何が変わるのか。いちばん大きいのは、ボディの作りなんですよね。
- ボディが一体で、がっしり:ふつうのリールは、ボディに「ふた」をかぶせて、数か所のねじで留めています。カルディアは、このふたを無くして、ボディに直接、板をねじ込んで留める作り(モノコックボディ)です。中のギアを支える所がしっかりして、ゆがみにくくなります。ねじの場所がいらないぶん、ギアも大きくできます。大きめの魚が掛かって、強く巻き続けるときに効いてくるところです。
- 巻き始めが軽い:ハンドルを回すと回る部分(ローター)は、球を切り出したような形で、むだな肉を削ってあります。糸を拾う針金の部分(ベール)は細くなり、糸を巻いておくスプールも薄く作られています。回る部品が軽いので、ハンドルを回し始めたときに、すっと動きます。ルアーを動かしたり止めたりする釣りで、手に伝わる差かなと思います。
- 水やほこりが入りにくい:ローターを回す歯車(ピニオン)の所に、磁石にくっつくオイルで壁を作って、海水やほこりを入れにくくする仕組み(マグシールド)が入っています。
ちなみに、ボディとローターはカーボン入りの樹脂(ZAION V)で軽く、ボールベアリングは 6個。糸が出ていく所の形を工夫したスプール(LC-ABS)で、遠くまで投げやすくなっています。ドラグ(魚が強く引いたときに、糸を少しずつ出して切れるのを防ぐ仕組み)は、4000番までが、引かれた瞬間にすっと動き出すタイプ。5000番は、大きな魚とのやり取りが続いても傷みにくいタイプです。
お手入れのしかたは、付いてくる取扱説明書のとおりにしてください。
前の型(21カルディア)から変わったこと
いまから買うなら、25 で大丈夫です。前の型の 21カルディアから変わったのは、おもに次の3つです。
- 巻き始めを軽くする作り(エアドライブデザイン)が、カルディアにはじめて入った:上で書いた、ローター・ベール・スプールの3つです。ローターの材料(ZAION V)は、前の型からそのまま引き継いでいます。
- 5000番が増えた:LT5000-C と LT5000-CXH は、25カルディアで新しく足された、いちばん大きな番手です。砂浜のヒラメや、磯や砂浜から小型の青物をねらう釣り(ライトショアジギング)で、4000番より1つ大きい番手も選べるようになりました。ハンドルのつまみも、にぎりやすく、力を入れやすい形のものです。
- 見た目が変わった:色を、落ち着いた暗めの金属の色にまとめて、すっきりした形になりました。
前の型より何g 軽くなったか、という数字は出ていないんですよね。前の型とくらべるより、いまの番手の数字を見て選んでください。
ちなみに、21カルディアは、2026年10月15日時点で、ダイワの公式サイトのリールの一覧には載っていません。お店で見かけることはありますが、それは残っている在庫です。
下のフリームス・上のルビアスとくらべる

軽さはフリームスとほとんど同じで、ちがうのはボディの作り。そこに価値を感じるかどうかが、分かれ目かなと思います。売り場では、フリームス・カルディア・ルビアスが、値段の順に並んでいます。3000番の大きさで、ボディが1つ小さい番手どうしを、3つ並べます。
| くらべる所 | 26フリームス LT3000-CXH | 25カルディア LT3000S-CXH | 24ルビアス LT3000-H |
|---|---|---|---|
| 値段(税抜) | 21,400円 | 30,300円 | 50,100円 |
| 重さ | 200g | 195g | 175g |
| PE ラインを巻ける量 | 1号 200m | 0.8号 200m | 1号 200m |
| ふたの無い一体のボディ(モノコック) | ― | あり | あり |
| ボールベアリング | 5個 | 6個 | 9個 |
| 水やほこりを防ぐ仕組み(マグシールド) | あり | あり | あり |
2026年10月15日時点のメーカー希望本体価格(税抜)です。
数字を、選ぶ場面に置きかえてみます。
- フリームスとの差は、8,900円と 5g:重さは、ほとんど変わりません。水やほこりを防ぐ仕組みも、巻き始めを軽くするローターとベールも、フリームスに入っています。おもにちがうのは、ボディが一体の作りになることと、薄く作ったスプール、ボールベアリングが1つ多いこと。この番手は浅いスプール(S)なので、巻ける PE はフリームスより少し細めです。4000番どうし(LT4000-CXH)でも、フリームスが 230g、カルディアが 220g で、差は 10g です。カルディアの差は、軽さよりも、強く巻いたときのしっかり感と、長く使ったときの巻き心地に出る気がします。
- ルビアスとの差は、19,800円と 20g:ルビアスは、ボディもローターも、さらに上の材料(ZAION)で作られていて、同じクラスの番手で 20g 軽くなります。ボールベアリングは 9個。1日じゅう投げて巻き続ける釣りだと、この差が手首の楽さに出てくるかもしれません。
つまりカルディアは、「軽さはフリームスと同じくらいでいい。でも、ボディはしっかりした作りがほしい」という人に、ちょうど合う型です。
フリームスで足りる人
- ルアーの釣りは、まだ年に数回
- 小さめの魚が中心で、強く巻き続ける場面は少ない
- 堤防のサビキやちょい投げもやりたい(D の付く番手がある)
カルディアを選んでいい人
- エギングやシーバスなど、ルアーの釣りに、月に何度か通うつもり
- シーバスや砂浜の釣りで、大きめの魚が掛かったときも安心して巻きたい
- 1台を、何年も使い続けたい
ルビアスまで足していい人
- 1日じゅう投げて巻き続ける釣りで、少しでも軽くしたい
- アジングやトラウトのように、軽いルアーの小さな変化を感じ取りたい
なお、24ルビアスの一部の番手(PC LT3000・PC LT3000-XH・LT4000-XH・LT5000D-CXH)には、点検の案内が出ています。くらべた LT3000-H は入っていません。ルビアスを選ぶときは、ダイワの点検のお知らせで、対象の番手と見分け方を確かめてください。
海によく行く人に、水を防ぐ仕組みつきの1台

ダイワ
26フリームス LT3000-CXH(1つ下の、手ごろな型)
21,400円税抜・メーカー希望本体価格(2026年10月11日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください
1日じゅう投げる人に、軽さで選ぶ1台

ダイワ
24ルビアス LT3000-H(1つ上の、軽い型)
50,100円税抜・メーカー希望本体価格(2026年10月15日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください
迷ったら
エギングやバス釣りなら LT2500S。シーバスや砂浜の釣りなら LT4000-CXH。どちらもやってみたいなら、あいだの LT3000S-CXH。アジやメバル、管理釣り場のトラウトなら FC LT2000S。これだけ覚えておけば、15の品番で迷うことはありません。
で、カルディアは、入門の型を卒業して、ルアーの釣りを続けていく人のための、しっかりした真ん中の1台です。「せっかくなら長く使えるものを」と考えているなら、安心して選んでください。
リールだけでは、釣りは始められません。糸(ライン)もいっしょに用意して、海や川に出るときは、ライフジャケットも忘れずに。立ち入り禁止や釣り禁止の場所には入らず、その場所の決まりを確かめてから、竿を出してくださいね。