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シマノショアジギングロッド
21コルトスナイパー BB
13品番(2本継ぎ 10・3本継ぎ 3)/ 2.90〜3.20m / ジグ MAX 50〜100g
シマノ 21コルトスナイパー BB|BB LSJ・SS とのちがいと、13品番の選び方
レベルと釣り方はじめての1本・1台〜2本目・買い替え
コルトスナイパー BB は、シマノのショアジギングロッドです。堤防や砂浜、磯から、メタルジグという金属のルアーを遠くへ投げて、サバやサゴシ、ブリの若い魚などの青物をねらうための竿。値段は2万円台の半ばで、コルトスナイパーの名前が付く竿の中では、BB LSJ と並んで入口の帯にあります。
ただ、迷いやすいのが名前なんですよね。「BB」のほかに「BB LSJ」「SS」「SS LSJ」と、よく似た名前の竿が並んでいて、BB だけでも品番が13あります。
で、先に答えを言うと、BB の中で迷ったら「S96M」です。60g までのジグも、プラグ(小魚の形のルアー)も投げられる、使い道の広い品番です。30〜40g のジグが中心で、軽さを大事にしたいなら、別の型の「BB LSJ」の S96MLで足ります。順番に見ていきましょう。

この記事でご紹介する5本
BB の2本に、名前の似た BB LSJ・SS と、ダイワの入門の竿を並べました。重さとジグの上限から見てください。
| 商品 | こんな人に | 重さ | ジグの上限 |
|---|---|---|---|
| 迷ったら。ジグもプラグも | 253g | 60g | |
| 小さな車や電車で運ぶ人に | 262g | 60g | |
| 軽いジグが中心の人に | 182g | 50g | |
| 同じ重さのジグを軽い竿で | 220g | 60g | |
| 1万円台で始めたい人に | 275g | 60g |
値段:21コルトスナイパー BB S96M・21コルトスナイパー BB S100M-3・24コルトスナイパー SS S96M=税別・本体価格(2026年10月26日時点)/23コルトスナイパー BB LSJ S96ML=税別・本体価格(2026年10月17日時点)/ショアジギング X 96M=税抜・メーカー希望本体価格(2026年10月17日時点)。お店の値段は、表の「Amazon」「楽天」のボタンの先で確かめてください。
21コルトスナイパー BB は、こんな竿
長さと重さ、投げられるジグの重さを、ここでまとめて確かめられます。
基本の情報
- 型
- 21コルトスナイパー BB(ショアジギングロッド)
- 品番
- 2本継ぎ 10品番・3本継ぎ 3品番(どれもスピニングリール用)
- 長さ
- 2.90〜3.20m(S96M は 2.90m)
- 重さ
- 233〜309g(S96M は 253g)
- 投げられるジグ
- 上限が 50〜100g(S96M は 60g まで)
- しまった長さ
- 2本継ぎは 149.3〜164.4cm。3本継ぎ(-3 の付く品番)は 109.7cm
- 値段
- 24,000〜27,600円(税別の本体価格・2026年10月26日時点)
60gまでのジグもプラグも、1本でこなす竿

シマノ
21コルトスナイパー BB S96M(迷ったら、これ)
24,000円税別・本体価格(2026年10月26日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください
で、BB の持ち味は、入口の帯の竿でも、強い引きに負けにくい作りを入れているところです。
- ねじれにくい骨組み:竿のいちばん外側に、カーボンのテープを X の形に巻いて締めています。投げたときや、魚に引かれたときに竿がねじれにくく、ねらった方向へ力を伝えやすい作りです。
- 糸を通す輪(ガイド)が、しっかりしている:枠がステンレスの輪で、M から H の品番は、輪の足が2本(W フット)。重いジグを何度も投げても、輪がぐらつきにくくなります。
- リールを留める所に、ゆるみ止め:ジグを投げてしゃくり続ける釣りは、リールの留め具がゆるみやすいんですよね。ゆるみ止めのナットが付いているので、途中で締め直す手間が減ります。
前の BB から変わったところ
いまの BB は、出た年を頭に付けて「21コルトスナイパー BB」と呼ばれる型です。前の BB とくらべて、竿の胴から手元にかけての力が上がり、素材のグレードも上がりました。投げたときのブレが減って、飛ぶ距離とジグの動かしやすさも上がっています。大きな魚に強く引かれたときも、竿がぶれずに、落ち着いてやり取りしやすくなりました。
品番の読み方(S・96・M・-3 とは)
品番は、「リールの種類」「長さ」「硬さ」「継ぎ方」の順に並んでいます。S96M なら、こう読みます。
| 記号 | 意味 | 選ぶときの目安 |
|---|---|---|
| S | スピニングリール用 | BB は、全部の品番が S |
| 96 | 長さ。9フィート6インチ(2.90m) | 100 は 10フィート、106 は 10フィート6インチ |
| M | 硬さ。ミディアム | 投げられるジグの重さが決まる |
| -3 | 3本継ぎ(3本に分かれる) | 付かない品番は、2本に分かれる |
硬さは、やわらかいほうから ML・M・MH・H と並びます。硬くなるほど、重いジグを投げられて、大きな魚とも力くらべができる。そのかわり、竿は重くなっていきます。
| 硬さ | ジグの上限 | 合う PE ライン | 2本継ぎの長さ | 3本継ぎ |
|---|---|---|---|---|
| ML | 50g | 2号まで | 96・100 | なし |
| M | 60g | 2.5号まで | 96・100・106 | S100M-3 |
| MH | 80g | 3号まで | 96・100・106 | S100MH-3 |
| H | 100g | 4号まで | 96・100 | S100H-3 |
表の長さの欄は、品番の中の長さの数字(96 なら 9フィート6インチ)です。品番が多く見えても、硬さと長さの組み合わせなんですよね。だから、まず「ジグを何gまで投げたいか」で硬さを決めて、次に長さと継ぎ方を選ぶと、迷わずに済みます。
13の品番、どれを買えばいいか

迷ったら、S96M を選んでください。9フィート6インチは、堤防でも砂浜でも振りやすい長さ。60g までのジグに、プラグも投げられるので、ねらう魚や釣り場が変わっても、この竿のまま付いていけます。
ほかの品番は、行く釣り場と運び方で決めます。
| こんな人は | 品番 | ひとことで |
|---|---|---|
| 堤防や砂浜で、ジグもプラグも使いたい | S96M | ジグは 60g まで。迷ったら、これ |
| 高い堤防や広い砂浜で、もっと遠くへ投げたい | S100M | 10フィート。ジグの上限は同じ |
| 磯や深い堤防で、重いジグと大きな青物 | S100MH | ジグは 80g まで |
| 小さな車や電車で運びたい | S100M-3 | 3本に分かれる |
| 30〜40g のジグが中心で、軽い竿がいい | BB LSJ S96ML | 別の型。ジグは 50g まで |
あとは、長いほうが遠くへ投げやすい半面、重くなって、取り回しも少し大変になります。はじめての1本なら、まずは 9フィート6インチから、が無理のない選び方かなと思います。
5つの品番の、長さ・重さ・値段
| 品番 | 長さ | 重さ | ジグの上限 | 値段(税別) |
|---|---|---|---|---|
| S96ML | 2.90m | 233g | 50g | 24,000円 |
| S96M | 2.90m | 253g | 60g | 24,000円 |
| S100M | 3.05m | 266g | 60g | 24,500円 |
| S100MH | 3.05m | 293g | 80g | 25,000円 |
| S100M-3 | 3.05m | 262g | 60g | 26,600円 |
2026年10月26日時点の本体価格(税別)です。S100M-3 のお店の値段は、すぐ下のボタンの先で、ほかの品番は売り場やお店のサイトで確かめてください。
運びやすい3本継ぎを探す
3本に分かれて、小さな車にも積みやすい1本

シマノ
21コルトスナイパー BB S100M-3(3本継ぎ)
26,600円税別・本体価格(2026年10月26日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください
2本継ぎか、3本継ぎか

S96M は、しまっても 149.3cm あります。S100M-3 なら、竿は S96M より長いのに、しまうと 109.7cm。小さな車の後ろの席や、電車で運ぶなら、この差は大きいんですよね。
で、S100M-3 は、同じ長さの S100M より 2,100円高くなります。重さは、むしろ少し軽いくらい。車に長い竿を積めるなら2本継ぎ、積めないなら -3 の品番、で決めて大丈夫です。
BB LSJ・SS とのちがい(同じ 9フィート6インチでくらべる)
名前の似た竿は、同じ長さでならべると、ちがいが見えやすいんですよね。シマノの 9フィート6インチの4本を、同じ目もりでくらべました。

| 型と品番 | 重さ | ジグの上限 | 値段(税別) |
|---|---|---|---|
| 23コルトスナイパー BB LSJ S96ML | 182g | 50g | 22,300円 |
| 24コルトスナイパー SS S96M | 220g | 60g | 32,000円 |
| 21コルトスナイパー BB S96ML | 233g | 50g | 24,000円 |
| 21コルトスナイパー BB S96M | 253g | 60g | 24,000円 |
2026年10月26日時点の本体価格(税別)と、重さです。22コルトスナイパー SS LSJ の S96ML は 187g・30,800円、さらに上の 20コルトスナイパー XR は 45,400〜51,600円(税別)の型です。
- BB LSJ は、同じ 50g までの BB S96ML より 51g 軽い:値段も 1,700円低くなります。LSJ は「ライトショアジギング」の略で、軽めのジグで、中くらいまでの青物をねらう釣りに絞った型です。自重が軽く操作しやすいので、ショアジギングを始めてみたい人には特におすすめ、と紹介されている竿でもあります。
- BB は、重いジグまで、品番が広い:ジグの上限は 50g から 100g まで、長さも3つ。重いジグを投げたい、磯にも行ってみたい、という人まで付いていける型です。
- SS は、BB S96M と同じ 60g までで、33g 軽い:値段の差は 8,000円。1日じゅう投げてしゃくり続ける人ほど、この軽さが分かってくる気がします。
- 上の型ほど軽い、とは限らない:SS LSJ の S96ML は 187g で、BB LSJ の S96ML より 5g 重いくらい。軽さだけで選ぶなら、BB LSJ で十分です。
BB LSJ で足りる人
- 堤防や砂浜で、サバやサゴシ、ブリの若い魚をねらう
- 使うジグは、30〜40g が中心
- 力に自信がなくて、1日投げても疲れにくい竿がいい
21コルトスナイパー BB を選んでいい人
- 60g までのジグと、プラグの両方を1本で使いたい
- あとから、磯や深い堤防で、重いジグも投げてみたい
- 3本継ぎや、10フィートより長い竿から選びたい
SS を選んでいい人
- すでに1本使っていて、同じ重さのジグを、軽い竿で投げたい
- 朝から夕方まで、投げてしゃくり続けることが多い
はじめてのライトショアジギングに、軽い1本

シマノ
23コルトスナイパー BB LSJ S96ML(軽いジグが中心なら)
22,300円税別・本体価格(2026年10月17日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください
ダイワの入門の竿とくらべる
1万円台から探すなら、ダイワのショアジギング X も候補に入るかなと思います。同じ 9フィート6インチの M で、ならべてみます。
| 型と品番 | 重さ | ジグの重さ | 値段 |
|---|---|---|---|
| 21コルトスナイパー BB S96M | 253g | 60g まで | 24,000円(税別) |
| ドラッガー X 96M | 255g | 20〜70g | 23,700円(税抜) |
| ショアジギング X 96M | 275g | 15〜60g | 16,500円(税抜) |
2026年10月26日時点の本体価格です。「税別」と「税抜」は、どちらも消費税を含まない値段です。ジグの重さは、BB は上限だけ、ダイワの2本は下限から上限で書かれているので、上限の数字でくらべてください。
で、ショアジギング X との差は 7,500円で、BB のほうが 22g 軽くなります。ドラッガー X とは、値段も重さもほとんど変わりません。
ショアジギング X の 96M は、サバやサゴシといった堤防の小さめの青物や、タチウオに向いた竿です。まず1本で試してみたい、という人には、ここで十分なんですよね。続けるつもりで、朝から夕方まで投げてしゃくることが多くなりそうなら、少し軽くて、リールのゆるみ止めなどの作りも入った BB の S96M のほうが、あとで困らないかなと思います。
サバやサゴシから、堤防の青物を始める1本

ダイワ
ショアジギング X 96M(ダイワの入門の竿)
16,500円税抜・メーカー希望本体価格(2026年10月17日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください
いっしょにそろえるもの
竿だけでは、ショアジギングは始められません。S96M に合わせるなら、次のものをそろえます。
- リール:スピニングリールの 4000番前後。重いジグを投げて、速く巻き取る釣りなので、大きめの番手が使いやすくなります
- 糸:PE ライン。S96M に合う太さは 2.5号まで。先に、ナイロンかフロロカーボンのリーダー(先糸)を結びます
- ジグ:S96M なら 60g まで。はじめは、上限より軽めのジグから始めると、投げるのも、しゃくるのも楽です
- タモ(玉網):堤防の上から、魚を水面からすくい上げるための網です
合わせるリールなら。シマノ 23ストラディックの番手の選び方
ショアジギングの安全と決まり
重いジグを、長い竿で、力いっぱい投げる釣りです。まわりの人と、自分の身を守る用意を、道具と同じくらい大事にしてください。
- 投げる前に、まわりを見る:ジグには、するどい針が付いています。人や物に当たると、とても危ないので、まわりの人とは十分に間をあけ、後ろや横に人がいないことを確かめてから投げてください。
- ライフジャケットを着る:体に合ったものを選び、ベルト(股ベルトなど)やファスナーを、きちんと締めて着ます。
- すべりにくい靴をはく:堤防や磯は、ぬれていたり、コケが付いていたりして、すべりやすい場所です。すべりにくく、脱げにくい靴を、釣具店で相談して選んでください。
- 天気と海の様子を確かめる:警報や注意報が出ているなど、荒れそうなときは、釣りに行くのをやめます。
- 一人で行かない:できれば仲間と一緒に。行く場所と帰る時間を、家族などに伝えておきます。携帯電話は防水のケースに入れて持ち、海でのもしものときは 118番(海上保安庁)です。
- 立ち入り禁止の場所に入らない:柵や看板で立ち入りが禁止されている場所には、絶対に入らないでください。法令違反で検挙されることもあります。
持ち帰ってよい魚の大きさや、釣りをしてはいけない時期・場所は、都道府県ごとの決まり(漁業調整規則など)で決められています。出かける前に、その場所の決まりを確かめてください。切れた糸や針、ごみは、かならず持ち帰りましょう。
迷ったら
BB の中なら S96M、運び方に困るなら S100M-3、軽いジグが中心なら BB LSJ の S96ML。これだけ覚えておけば、名前の似た竿の売り場でも迷いません。
21コルトスナイパー BB は、最初の1本にしても、重いジグに慣れてからも使い続けられる竿です。まず試すだけなら、ダイワのショアジギング X から始めても大丈夫。どれを選んでも、ショアジギングを始めるのに足りないところはありません。あとは、その場所の決まりを確かめて、気持ちよく出かけてください。
