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シマノベイトリール
24SLX
70・70HG・70XG(左ハンドルは 71)/ 190〜195g / 金属のボディ
シマノ 24SLX|SLX DC・メタニウムとのちがいと、70・HG・XG の選び方
レベルと釣り方はじめての1本・1台〜2本目・買い替え/バス
シマノの 24SLX は、ベイトリールをこれから続けていきたい人に向いた型です。迷ったら 70HG、左ハンドルがよければ 71HG を選んでください。
ベイトリールでいちばん心配なのは、投げたときに糸がふくらんでからまる「バックラッシュ」ですよね。24SLX は、それを防ぐブレーキの強さを、リールの横のダイヤルを回すだけで合わせられます。ふたを開けずに調整できるので、ルアーを替えるたびに手間がかからないんです。
ただ、すぐ上には電子制御の SLX DC と、ぐっと軽いメタニウムが、下には手ごろなバスワン XT があります。どこで線を引けばいいのかを、順番に見ていきましょう。

この記事でくらべる5台
24SLX の2つの品番と、上の SLX DC・メタニウム、下のバスワン XT を、重さとブレーキでくらべます。
| 商品 | こんな人に | 重さ | ギア比 | ブレーキ |
|---|---|---|---|---|
| 迷ったらこれ。いろいろなルアーに | 195g | 7.2 | 外のダイヤルで調整 | |
| ワームで底を探る釣りが多い人に | 195g | 8.2 | 外のダイヤルで調整 | |
| ブレーキの加減をまかせたい人に | 200g | 7.2 | 電子制御 | |
| 軽さがほしくなった2台目に | 175g | 7.1 | 外のダイヤルで調整 | |
| まず手ごろに試したい人に | 210g | 7.2 | 中の部品で調整 |
値段:24SLX 70HG・23SLX DC 70HG・17バスワン XT 150=税別・本体価格(2026年10月26日時点)/24SLX 70XG・20メタニウム HG=税別・本体価格(2026年10月27日時点)。お店の値段は、表の「Amazon」「楽天」のボタンの先で確かめてください。
24SLX は、こんなリール
6つの品番の重さとギア比、どれだけの糸が巻けるかを、ここで確かめてください。
基本の情報
- 型
- 24SLX(ベイトリール)
- 品番
- 右ハンドルの 70・70HG・70XG と、左ハンドルの 71・71HG・71XG の6品番
- 重さ
- 190g(70・71)/195g(HG・XG)
- ギア比
- 6.3(70・71)・7.2(HG)・8.2(XG)
- ハンドル1回転で巻ける長さ
- 63cm・72cm・82cm
- 糸を巻ける量
- ナイロン 12lb で 100m(14lb 90m・16lb 80m・20lb 65m)
- ブレーキ
- SVS∞(インフィニティ)。遠心力のブレーキで、外のダイヤルだけで、はば広く合わせられる
- 値段
- どれも 21,000円(税別の本体価格・2026年10月27日時点)
で、24SLX の持ち味は、ブレーキの合わせやすさと、軽いルアーへの強さです。
- 外のダイヤルで決まるブレーキ(SVS∞):スプール(糸を巻いた筒)の回る勢いに合わせて効く、遠心力のブレーキです。中のブレーキの部品を4つとも入れたままなら、あとは横のダイヤルだけで、いろいろな場面に合わせられます。
- 細くなった軽いスプール:糸巻きの幅を前の型より 2mm 細くして、回り始めを軽くしました。軽いルアーも、低く飛ばしやすくなっています。
- 丈夫な作り:ゆがみにくい金属のボディ(HAGANE ボディ)と、強い真鍮のギア。不意に大きなバスが掛かっても、巻き負けにくい作りです。
品番の読み方(70・71・HG・XG とは)

この型の品番は、大きさの数字と、ギアの記号でできています。大きさは1つだけなので、見るのは数字の最後と、ギアの記号です。数字の最後が 0 なら右ハンドル、1 なら左ハンドルです。
| 記号 | 意味 | 選ぶときの目安 |
|---|---|---|
| 70 | 右ハンドル | 投げたあと、竿を持ちかえて右手で巻く人に |
| 71 | 左ハンドル(重さと値段は 70 と同じ) | 竿を右手で持ったまま、左手で巻く人に |
| 記号なし | ノーマルギア。ゆっくり巻ける | 巻いて使うルアーに |
| HG | ハイギア | 迷ったらこれ。いろいろなルアーに |
| XG | エクストラハイギア。いちばん速く巻ける | ワームなどを、手早く回収したい人に |
ハンドルをひと回しして巻ける長さは、記号なしと HG と XG で、およそ 10cm ずつ長くなります。速く巻けるほど、投げたルアーを早く手元に戻せる。そのぶん、巻くときの手ごたえは少し重くなるんですよね。
右か左かに、正解はありません。スピニングリールをいつも左手で巻いているなら、ベイトリールも左ハンドルの 71 にすると、竿を持つ手が変わらずに済むので、とまどいにくい気がします。
6つの品番、どれを買えばいいか

迷ったら 70HG です。6つとも値段は同じなので、決めるのは、ギア比と、右か左かの2つだけなんですよね。
| やりたい釣り | 合う品番 |
|---|---|
| クランクベイトなど、巻いて泳がせるルアーを一定の速さで | 70(左は 71) |
| 巻くルアーもワームも、1台でいろいろ | 70HG(左は 71HG) |
| ワームで底を探って、すぐ回収してまた投げる | 70XG(左は 71XG) |
はじめての1台なら、まん中の 70HG がいちばん無理がないと思います。巻くルアーにもワームにも合わせやすく、あとから2台目を足すときも、役割を分けやすい番手です。
ワームの釣りが中心なら 70XG。投げては底を探り、手早く回収する、をくり返す人ほど、巻き取りの速さが効いてきます。
前の型(SLX MGL)から変わったこと
いま買うなら、24SLX で大丈夫です。前の型の SLX MGL(お店では「19SLX MGL」と呼ばれています)から変わったのは、主に糸巻きの作りです。
- スプールの幅が 23mm から 21mm に細くなった(直径の 32mm はそのまま)。上の型と同じ「MGL スプールⅢ」になった
- スプールを支えるベアリングの振動を抑える「サイレントチューン」が、シリーズで初めて入った
- 名前から「MGL」が取れて、「SLX」になった
とくにスプールの作りは、軽いルアーの投げやすさにかかわる所です。名前が似ているので、探すときは「24」と「SLX」の両方が入っているかを確かめてください。
上の SLX DC・メタニウム、下のバスワン XT とくらべる
上の型ほど高くなるのは、ブレーキの仕組みと軽さの差なんですよね。同じシマノの4台を、近い大きさの番手で並べました。
| 型と品番 | 値段 | 重さ | ブレーキ | ベアリング |
|---|---|---|---|---|
| 24SLX 70HG | 21,000円 | 195g | 遠心力(外のダイヤル) | 4+1 |
| 23SLX DC 70HG | 27,500円 | 200g | 電子制御(4段のダイヤル) | 6+1 |
| 20メタニウム HG | 48,200円 | 175g | 遠心力(外のダイヤル) | 10+1 |
| 17バスワン XT 150 | 9,500円 | 210g | 遠心力(中の部品) | 4+1 |
2026年10月27日時点の本体価格(税別)と、公式の重さです。ベアリングは「玉軸受け+ローラー」の数です。

- 23SLX DC は、6,500円高い:スプールの回り方をリールが読み取って、ブレーキの強さを決めてくれる型です。重さは少し増えますが、からまりの不安をリールにまかせたいなら、こちらです。
- 20メタニウムは、27,200円高い:ブレーキは同じ仕組みで、ボディは軽いマグネシウム。表の中でいちばん軽く、玉軸受けも多い型です。値段は2倍あまりなので、ベイトリールに慣れて、軽さに価値を感じてからで十分だと思います。
- 17バスワン XT は、11,500円安い:同じ遠心力のブレーキですが、強さを変えるには、横のふたを開けて、中のブレーキの部品を1つずつ入れたり切ったりします。大きさも 150 と一回り大きく、太めの糸を多めに巻けます。
あとは、軽いルアーを得意にした SLX BFS もあります。こちらは、小さなルアーを細い糸で投げるための型なので、はじめの1台には 24SLX のほうが使いやすいかなと思います。
下の型で足りる人
- ベイトリールが自分に合うか、まず試したい
- 年に数回、近くの池や川でバス釣りをする
- リールの予算は、1万円前後までにしたい
24SLX を選んでいい人
- 月に何度か通うつもりで、長く使える1台がほしい
- ルアーを替えるたびに、ふたを開けずにブレーキを合わせたい
- 軽めのルアーから重めのルアーまで、1台で投げたい
ダイワの同じ値段の帯なら、24タトゥーラ TW
ダイワで同じくらいの値段なら、24タトゥーラ TW です。重さも同じなので、迷うのはよく分かります。
| 型と品番 | 値段 | 重さ | スプールの直径 | 巻ける糸の量 |
|---|---|---|---|---|
| シマノ 24SLX 70HG | 21,000円 | 195g | 32mm | 12lb で 100m |
| ダイワ 24タトゥーラ TW 100H | 24,000円 | 195g | 34mm | 14lb で 115m |
2026年10月27日時点の本体価格(シマノは税別・ダイワは税抜のメーカー希望本体価格)と、公式の数字です。
値段のほかに、表で目につくちがいは、糸巻きの大きさなんですよね。太めの糸をたっぷり巻きたいならタトゥーラ TW、軽めのルアーまで投げやすいほうを取るなら 24SLX、と考えると選びやすい気がします。
ダイワのタトゥーラも見る。ダイワ 25タトゥーラ SV TW 100
いっしょにそろえるもの
竿は、ベイトリール用の竿を選びます。リールを竿の上に付ける竿で、品番の頭の記号(ルアーマチックなら B、ゾディアスなら 1)で見分けます。糸は、ナイロンかフロロカーボンの 12〜16lb。巻ける量の表に出ている太さです。
バス釣りの安全と決まり
- 漁協の決まり(遊漁規則):川や湖には、地元の漁協が漁業権を持っている所が多くあります。そうした所では、遊漁料や遊漁承認証(いわゆる遊漁券)、釣りをしてよい期間などの決まりにしたがって釣りをします
- 釣ったバスを、生きたまま持ち帰らない:ブラックバスは、法律で「特定外来生物」に決められている魚です。生きたまま持ち帰って飼うことや、ほかの川や池に運んで放すことは、法律で禁止されています。都道府県によっては、条例で、釣ったその場で放すことを禁止している所もあります
- ライフジャケットを着る:水辺は、ぬれていたり、コケが付いていたりして、すべりやすい場所です。すべりにくい靴もはいてください
決まりは、川や湖ごとにちがいます。出かける前に、その場所の決まりを、漁協や都道府県の水産の窓口、現地の看板で確かめてください。投げる前は、後ろと横に人がいないかを見て、切れた糸やごみは持ち帰りましょう。
迷ったら
迷ったら 70HG。ワームの釣りが中心なら XG、巻いて使うルアーが中心なら記号なし。左ハンドルがよければ、それぞれ 71 の付く品番です。
で、24SLX は、からまりの心配をダイヤルひとつで減らせる、続けるつもりの人のためのベイトリールです。はじめての1台にも、手ごろな型からの買い替えにも、安心して選べると思います。




